マーチンゲール法は、2倍配当のゲームで使用するベッティング手法です。
2倍配当なので、1ドル賭けて勝てば2ドルが配当され、自分が賭けた1ドルを引いた残り1ドルが利益です。
1ドルで始めて、もしも10連敗すると11回目の賭け金は1024ドルにもなり、次で勝つと累積損失1023ドルはすべて回収できますが、利益はたったの1ドルです。
それでも2倍配当のゲームで今でもマーチンゲール法が多用されるのは、2倍配当のゲームは、当たるか外れるか(勝つか負けるか)なので、勝率は50%。
つまり平均すれば2回に1回は勝つという、勝ちやすい手法だからです。
実際、10連敗なんて私はしたことがありませんし、通常は5連敗か6連敗で次は勝ちます。
マーチンゲール法は勝つたびに最初の賭け金分の利益が出ますから、勝つ回数が多ければ多いほど利益が多くなります。
そこで、もっと勝率を上げるために、2カ所同時にマーチンゲール法で賭けてみることにしました。
ダブルマーチンゲール法の実際
黒と偶数(EVEN)に同時に賭けて、それぞれをマーチンゲール法で賭け金を運用してみました。ダブルマーチンゲール法と言いう名前がついているそうです。
マーチンゲール法は、負けたら賭け金を2倍にしていく方法です。当たりが来るまで賭け金を増やし続け、当たりが出たら最初の賭け金に戻します。
ヨーロピアン・ルーレット・プロを使用しました。
その結果をご紹介します。
最初の賭け金は2カ所とも1ドルで開始しました。黒と偶数(EVEN)に賭け続けました。
ゲーム回数 | 賭け金(ドル) | ベット位置 | 勝敗 | 損益(ドル) | 累積損益(ドル) |
1 | 1/1 | 黒/偶数 | ×/× | -1/-1 | -2 |
2 | 2/2 | 〃 | ○/○ | +2/+2 | +2 |
3 | 1/1 | 〃 | ×/○ | -1/+1 | +2 |
4 | 2/1 | 〃 | ○/× | +2/-1 | +3 |
5 | 1/2 | 〃 | ×/× | -1/-2 | 0 |
6 | 2/4 | 〃 | ○/○ | +2/+4 | +6 |
7 | 1/1 | 〃 | ○/× | +1/-1 | +6 |
8 | 1/2 | 〃 | ×/× | -1/-2 | +3 |
9 | 2/4 | 〃 | ×/× | -2/-4 | -3 |
10 | 4/8 | 〃 | ×/× | -4/-8 | -15 |
11 | 8/16 | 〃 | ×/○ | -8/+16 | -7 |
12 | 16/1 | 〃 | ×/× | -16/-1 | -24 |
13 | 32/2 | 〃 | ×/× | -32/-2 | -58 |
14 | 64/4 | 〃 | ○/× | +64/-4 | +2 |
15 | 1/8 | 〃 | ×/○ | -1/+8 | +9 |
16 | 2/1 | 〃 | ×/○ | -2/+1 | +8 |
17 | 4/1 | 〃 | ○/× | +4/-1 | +11 |
18 | 1/2 | 〃 | ×/× | -1/-2 | +8 |
19 | 2/4 | 〃 | ○/○ | +2/+4 | +14 |
20 | 1/1 | 〃 | ×/× | -1/-1 | +12 |
21 | 2/2 | 〃 | ○/○ | +2/+2 | +16 |
それぞれの賭け金を追っていただければ、マーチンゲール法で賭け金を決めているのがお分かりいただけると思います。青数字がマーチンゲール法による賭け金です。
8回から13回まで黒ベットが6連敗しています。勝率50%でも実際のゲームでは6連敗ぐらいは普通にあります。
14回目で黒ベットが当たって64ドルの配当が出ましたが、黒ベットの累計損益が63ドルあったので、差し引き1ドルが利益です。
このように、マーチンゲール法は当たりが出るたびに最初に賭けた金額分の利益が出ます。連敗後の利益も最初の賭け金分だけです。
21回スピンして結果は+16ドルの利益でした。
21回スピンして黒が勝った回数は8回(勝率38%)。奇数が勝った回数は8回(同38%)で、合計16回(同76%)です。勝率50%から言えば少なめの勝ちです。
平均的には21回のスピンで黒が10回ほど、奇数が10回ほど、合計20回ほどは勝てるはずです。そうすると20ドルの利益になります。
2カ所それぞれ勝って降りるのがコツです。勝って降りることで利益が出ます。
20回を目安にプレイしましたから、19回目で両方勝ったので、ここで降りるのが一番いいと思います。21回目でたまたま、黒と偶数の両方が当たったので降りました。
マーチンゲール法は、勝つ回数が多いほど利益が大きくなるということを覚えておいてくださいね。
マーチンゲール法の遵守事項
計算は単純ですが、2カ所にそれぞれマーチンゲール方で賭け金を計算していくので、間違えないように必ずメモで計算してください。
これが重要な点ですが、必ず2カ所それぞれで勝ってゲームを終了してください。
ゲームは20回スピンするぐらいでちょうどいいと思います。
勝ったり負けたりしながら、20回前後のそれぞれが勝ったところでゲームを止めていきます。
これで必ず利益が出ています。
ボーナス使用時の注意点 上限25ドル
ミスティーノでは、ボーナスを使用する場合の賭け金額上限は、スロットゲームでは1ベットあたり900円/6.25ドル、テーブルゲーム、ライブカジノでは1ベットあたり3,500円/25ドルです。
上記のゲームのように、連敗すると25ドルは簡単に超えてしまいますから、マーチンゲール法はキャッシュの使用のみでやってください。
最初にもらえる入金不要ボーナスは、お試しで色々なゲームを楽しんでください。
資金はいくらあれば良いか
上記のゲームの場合、14回目の黒の賭け金64ドルと、累積損失63ドル、さらに奇数の賭け金4ドルと累積損失3ドルをあわせた134ドル以上のキャッシュを持っていることが、どうしても必要です。
14回目の賭け金68ドルが不足すると大敗が決定してしまいます。
マーチンゲール法は連敗すると急速に賭け金が大きくなりますから、連敗したときに大きくなった賭け金と累積損失に耐えることができるキャッシュを持っていることが前提です。
勝率50%ですので、普通は7連敗あたりで次は勝ちが来ますが、余裕を見て10連敗までのことは考えておいたほうが良いと思います。
なので10連敗したあとの11回目の賭け金と累積損失をキャッシュで持っていること、そして2カ所に賭けるので2倍のキャッシュがあると一番良いです。
1ドルベットで開始して10連敗時の累積損失を計算すると1023ドル。11回目の賭け金は1024ドルになります。合わせて2047ドルで、この2倍の4094ドルを持っていればほぼ万全でしょう。
これ以上持っていれば、まず負けることはほとんどないでしょう。
0.1ドルベットで始めるのなら410ドルのキャッシュを持っていれば、まず負けることはないでしょう。
高確率でゲームに勝つためには、勝ったことろでやめることと、勝ちが来るまで資金がもつことが重要です。
ぜひ最初は無料版で勝てることを確認してくださいね。
自信が出たら通常版でやってみてください。
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