ルーレットは、回転する円盤に球を投げ入れ、球が落ちる数字を当てるゲームです。
歴史は古く、19世紀のフランスで現在に形になったもので、「カジノの女王」と呼ばれるほどポピュラーなゲームです。
ミスティーノでは、ビデオゲーム形式のルーレットとライブ形式でディーラーがいるルーレットの2種類があり、それぞれ豊富なゲームがそろっています。
初心者がプレーしやすいのは一人で遊べるビデオゲームの方です。でも、ディーラーがいるライブゲームは臨場感があってとても面白いので、賭けなくてもいいので見るだけでも見て楽しんでみてください。
それではルーレットのルールをまず見ていきましょう。
ルーレットのルール
大きく分けてヨーロピアンスタイルとアメリカンスタイルがあります。
ヨーロピアンスタイルは、1から36までの数字と「0」があり、アメリカンスタイルは、1から36までの数字と「0」と「00」のポジションがあります。
ヨーロピアンルーレット 「0」が一つ
アメリカンルーレット 「0」と「00」がある
ゲームの流れは次のようになります。
ビデオゲームの方は、自分で賭け金を設定し、ポジションにベットし、スピンボタンを押すだけです。あとは自動でゲームが進行します。
勝てば配当金が入りますし、負ければベットした分が減ります。
ライブ形式の場合は次のようになります。
画面にベット時間の残り秒数が表示される。
時間内にプレイヤーは各々のベットを行う。
30秒ほどの規定の時間が経過するとベットができなくなる。
ディーラーはホイールを回転させ、回転方向と逆にボールを投げ入れる。
ボールがポケットに落ちた場所をディーラーが宣言する。
外れたチップは自動的に回収され、的中したベットには自動的に配当が入る。
簡単に書くとこんな感じです。
賭け方は様々な方法があります。
インサイドベット(数字の部分に賭ける)
1目賭け:0や00から36までの数字の1つに賭ける(配当は36倍)
2目賭け:隣り合った数字2つに賭ける(配当は18倍)
3目賭け:横一列の数字3つに賭ける(配当は12倍)
4目賭け:十字の4方向にある数字4つに賭ける(配当は9倍)
5目賭け:横2列の数字5つ(0、00、1、2、3)に賭ける(配当は7倍)
※これは、唯一プレイヤーに不利な賭け方であるとして、この賭け方を認めていないハウスも多いそうです。
6目賭け:横2列の数字6つに賭ける(配当は6倍)
次の画像はヨーロピアンスタイルで黄色の枠の内側がインサイドベットの位置です。黄色の〇は4目賭け(16、17、19、20)、青の〇は6目賭け(28、29、30、31、32、33)の様子です。
なお、全部の数字に賭けることは禁止行為となっています。
アウトサイドベット(数字以外のところに賭ける)
横1列:カラム(2:1)3カ所のうち1カ所に賭ける(配当は3倍)
大中小:ダズン(1~12、13~24、25~36)のどれかに賭ける(配当は3倍)
前半・後半:1~18、19~36のどちらかに賭ける(配当は2倍)
奇数・偶数:奇数か偶数のどちらかに賭ける(0と00を除く)(配当は2倍)
赤・黒:赤色の数字か黒色の数字のどちらかに賭ける(配当は2倍)
次の画像はヨーロピアンスタイルで、黄色の枠の中がアウトサイドベットの位置です。
わかりにくいと思うのでカラムの位置を下に再掲します。横一列の中の数字にボールが止まればその行が当たりです。
このサイトでは便宜上、上段の「2:1」を上カラム、中段の「2:1」を中カラム、下段の「2:1」を下カラムと呼んでいます。
ダズンの位置は次のとおりです。1-12、13-24、25-36のどこかにボールが止まれば、そのブロックのダズンが当たりです。
このサイトでは便宜上、「1-12」を1stダズン、「2-12」を2ndダズン、「3-12」を3rdダズンと呼んでいます。
こちらも赤と黒の両方にチップを置いたり、ダズンやカラムの3カ所全部にチップを置いたりすることなどは禁止行為です。
ルーレット攻略法
控除率(カジノ側の取り分)は、アメリカンスタイルが5.3%、ヨーロピアンスタイルが 2.7%とされ、ヨーロピアンの方がプレイヤーには有利です。
ただ、実際のゲームではそれほど違いは感じませんが。
プレイスタイルとしては、オッズ(倍率)が低いが当たりやすいベットを多額で狙う方法、賭けずに履歴を確認しチャンスと思った所で大きく勝負する方法などが言われていますが、遊ぶ分には良いんですが、これでは稼げません。
やってみると分かりますが、ゼロはかなりの確率で出ます。1ラウンドで2回続けて出たり、合計3回出たことがあります。
稼ぐのが目的なら、闇雲に適当に賭けていても勝てません。あなた自身にあったベッティングシステムを探しましょう。
マーチンゲール法、ココモ法などのベッティングシステムが有名です。自分で計算しながら賭ければいいので、お金を出して攻略法を買う必要はありません。
ネットでいくらでもやり方の記事は見つかりますし、このサイトでもご紹介しています。
次のようなベッティングシステムは、必ず無料版のゲームで試してから、実際に賭けるゲームで使ってみてください。
無料版では調子よく勝てても、実際のゲームではなかなか勝てないこともあります。最初は、少ない賭け金で安全を優先してお試しください。
ルーレットの禁止事項
リアルカジノ(ランドカジノ)とオンラインカジノでは、多少のルールの違いがあります。それを最初に比較します。
リアルカジノ | オンラインカジノ | |
メモをとること | 禁止 | 可能 |
写真を撮ること | 禁止 | 可能 |
携帯電話を操作すること | 禁止 | 可能 |
特に、メモをとることは、ベッティングシステムを正確に進行させる上では欠かせません。オンラインカジノでは、考える時間もじゅうぶんにありますし、画面のスクショを撮ることもできるので、これらは十分に活用できます。
賭ける際の禁止事項
それでは、ゲームをプレイする際の代表的な禁止事項をご紹介します。
2ティアベット
次の行為は2ティアベットと呼ばれ、禁止されています。
・「RED」と「BLACK」の両方にベットする行為
・「1-18」と「19-36」の両方にベットする行為
・「EVEN」(偶数)と「ODD」(奇数)の両方にベットする行為
ダズンやカラムの場合
ダズンとは、上の画像で
「1-12」と「2-12」と「3-12」の3箇所
カラムとは、上の画像で
右端の上にある「2:1」、中段の「2:1」、下の「2:1」の3箇所
ダズンの3箇所全部にベットする行為は禁止です。
2箇所までならOKです。
カラムの3箇所全部にベットする行為は禁止です。
これも2箇所までならOKです。
オールナンバー
0から36までの全てにベットする行為は禁止です。
35個までならOKとされていますが、あまり際どい行為はチェックされると考えてやめておきましょう。
禁止行為の意味
両賭けの禁止の意味は、ランドカジノにおいてもオンラインカジノにおいても、マネーロンダリング(資金洗浄)に使われる恐れがあるからです。
また、オンラインカジノでは、入金ボーナスがもらえたりしますが、ボーナスを出金する際には、20倍から40倍の出金賭け条件があります。両賭けを使えば、ボーナスを減らすことなく簡単に出金条件がクリアできてしまうためでもあります。
これらの禁止行為は、必ずしも明記されているとは言えない部分でもあります。
例えば、ベラジョンカジノでは2ティアベットは、「ボーナスマネーをご利用の際の禁止事項」に次のように書かれています。
「ベラジョンのボーナスマネーでプレイしていただく上で、幾つかの禁止事項がございます。下記の禁止事項に違反されますと勝利金の出金ができなくなる恐れがございますので、ご注意ください。
・ボーナス・スタッキング(ボーナスの重ね使用)
・2ティアベット(2重賭け)
・1回のラウンドで、スロットで$6.26以上、またはテーブルゲーム/ライブカジノで$25以上を使って賭ける行為」
そしてQ&Aの中で、「プラスマイナスゼロになるような賭け方は、賭け条件を満たすための無意味な賭けとして、ベラジョンではすべて禁止させていただいております。」とありますので、ボーナスマネーだけでなくキャッシュマネー使用時も禁止と考えたほうが良さそうです。
代表的な禁止事項を取り上げましたが、追加があれば追記していきますのでご利用ください。
コメント